raspberry pi を nas 化するまでの手順
raspberry pi の中のパッケージがいろいろ壊れてしまったので新しく入れ直した
ディスプレイがないため大丈夫か心配だったが,親切にも最近のpiはsshが最初から使えるらしい
いくつか他の方のブログ内容の寄せ集めになってしまうが,メモ代わりにここに書いておこうと思う.
①piの再インストール
基本的には以下の参考文献通り
参考文献:ゆる雑記 http://showsuzu.blogspot.jp/2013/08/raspberry-pi.html
rasbianのイメージとフォーマッターやイメージ書き込みソフトを使って書き込む.
ここで重要なのはssh接続するためにLAN接続したpiにdhcpでどのIPが振られているか確かめる方法.windowsのコマンドプロンプトで以下のコマンドを打つことで当たりを付けることが出来る.
参考文献より引用:
> for /l %i in (0,1,255) do ping -w 1 -n 1 192.168.0.%i >> result.txt
引用終わり:
この192.168~の部分は自分のルーターのデフォルトゲートウェイを調べて変更してコマンドを打つ.
(airstationなら192.168.11.%i)
これで接続が通ってる場所のだいたいの見当を付けられる.
ちなみにデフォルトではraspberry pi は
user: pi
pass: raspberry
である.ここまででraspberryへの接続は可能となった.
(IPアドレスの固定は上記ブログや他でも多く記事になっているので省略)
次のステップの前にupdate,upgradeはやっておくこと
参考文献: 日経Linux 2014 4月号 p89
sudo apt-get install samba
上記コマンドで,sambaを導入.
次に /etc/samba/smb.conf をいじり,sambaの設定を行う.(赤文字が改変箇所)
workgroup = MYHOME
#map to guest = bad user
read only = no
(設定ファイルの中で上記の行が並んであるわけではないので注意)
以上の設定を保存したら,以下のコマンドでsambaのパスワードを設定する.
sudo pdbedit -a pi
最後にsambaを再起動する.
sudo service samba restart
(自分でやっていたときはちょっと上手くいかなかったためrebootを行った)
これでアクセスが可能となる.
windowsからアクセスする際にはネットワークドライブの追加から
\192.168.*.*\pi
にアクセスすることでホームディレクトリを参照可能.
③USBハードディスクをマウント
参考文献: http://po.2-d.jp/?p=1387
ホームディレクトリーだけ参照できても仕方がないのでホームディレクトリーに接続したUSB-HDをマウントしておいておく.
まずntfsを利用可能にするために
sudo apt-get install ntfs-3g
を打っておく.
次に
sudo fdisk -l
で,認識されているかを確認.今回は,/dev/sda1に認識されている物として話を進めるが,マウントしたいフォルダとしてusb-hdというフォルダにマウントすることにする.
sudo mount -t ntfs /dev/sda1 /usb-hd
これでwindowsからUSBハードディスクにアクセスできるようになった.
オススメソフトは FileExplorer
無料で特に不満なく使えています.
20150412追記:
ちなみにwindowsから書き込みができない場合には,/etc/samba/smb.conf の read only = yes を noに変えてsambaの再起動を行うと書き込みも可能になる